初鹿明博のブログ 未来への扉 - 宿泊所
生活保護費を搾取しているなどと問題視されている事業所があることで、今、話題となっている宿泊所の実態を調査するために今日は足立区にある二つの施設を視察しました。

ひとつは特別区人事厚生事務組合が運営している綾瀬寮という施設です。ここは、公設だということで、外観は古い都営住宅という感じで、設備的にも整っていますし、生活再建に向けた支援も充実していると感じました。
それぞれ十分な広さの個室が与えられていますし、共同だとはいえ、風呂はありました。
しかし、運営が順調に言っているかというとそうではなく、ここで、運営費が約2000万円に対し、賃料収入は350万円程度だということですから、人件費は全く出ていないことになりますね。
次に訪問したのは、民間のNPOが運営している施設に行きました、

こちらは一軒家を丸々借り上げており、非常にアットホームな感じではありましたが、居室は各部屋に4名程度が二段ベットで過ごすというように個室どころの話ではない状況下にありました。
行政が運営しているところ、NPOが運営しているところと見てきましたが、色々考えさせられました。
最大の問題点は、生活保護の前の段階で生活が困窮している方を支える手立てがないということです。
生活保護の一歩手前で留まれるようにする支援策が必要だと改めて感じました。