初鹿明博のブログ 未来への扉 - ふるさとの会視察

ふるさとの会視察

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日記
更新:
2010-3-1 23:30

山谷を初め、東京の下町でホームレスなどの自立支援を行なっているNPO法人ふるさとの会の自立支援型の宿泊所を3つほど視察しました。

まず最初に訪れたのは墨田区内の寿々喜屋ハウス。ここは、お蕎麦屋さんだった3階建ての住居を丸々借りて、中を改装して宿泊所として利用しています。ここの入所者の方々は要介護の方や病院から出されて行くあてがなく入所されてきたという方がほとんど。60歳以上の方が多く、アパートでの自立は難しそうな方ばかりでした。24時間職員が常駐して様々な生活援助をしているそうです。部屋は3畳程度の個室でしたが、先日見た足立区の施設がひと部屋に二段ベット二つ入れていたことを考えると、かなり良いと感じました。ちょうど食事時でしたが、ご飯、お味噌汁、お魚などおかずが3品と結構豪華でした。

次は、東駒形荘。ここは、元アパートというか下宿屋みたいなものだったのでしょう。ここも一棟丸々借りています。

こちらは、2階建てで部屋は4畳半位でした。ここは認知症の方が大半。身寄りがなく、認知症だと一人で暮らすのは難しいでしょう。こういう方々の行き場が全くないのが現状。

最後に行った晃荘は古いアパートを立て替えて一棟借りることを前提に新築したもの。

ここは、新築だけあって、人の導線が錯綜していなくて、非常に過ごしやすそう。部屋は6畳間を間仕切りして3畳にしています。

ここも、行き場のない高齢者がほとんど。中には火災事故のあった群馬県の「たまゆら」から来たという方も。

介護までは必要ないけれど、生活する上で援助が必要な方への支援がこれまで全くされていませんでした。

恐らく、今までは家族が行なっていたのでしょうが、独居老人が増えている現状では、家族的な役割を誰かが担わないとならないのだということを改めて感じました。

自分のこととして考えて見ても、60,70になって一人暮らしとなったら、自分で料理なんてしないでしょうから、ロクな食事をしなくなるでしょう。カップラーメン生活になるのは目に見えています。その結果、体調を壊して、介護が必要になったり、大きな病気になったりしてしまうのでしょう。

自立生活が難しい方々の生活全般をサポートする仕組みを考えないといけないと感じました。

 

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