メールマガジン - vol.15《いのちを、守りたい~鳩山総理施政方針演説》2010年1月29日
本日の本会議で鳩山総理の施政方針演説他政府四演説が行われました。
鳩山総理の施政方針演説は歴代総理が行なった演説とは大きく異なるものでした。
政権交代して初めての予算編成を行なった、その施政方針演説だということもあるのでしょうが、鳩山総理の政治理念を非常に強く打ち出した内容になっていました。
観念的だとか、情緒的だとかいう批判も出るでしょうが、鳩山総理が、そして、民主党政権がどのような政治を目指していくのかという理念を語ったという点では、非常に評価できると思います。
少なくとも、今まで施政方針や所信表明演説で、心に響くような演説を行なった総理大臣は一人もいなかったように感じます。
まさに、官僚主導から政治主導になったことで、総理が自らの言葉で語った、本当の意味での総理の施政方針だったと感じます。
総理は冒頭、≪いのちを、守りたい。≫という一言から演説に入りました。
生まれくるいのち、そして、育ちゆくいのちを守りたい。
働くいのちを守りたい。
世界のいのちを守りたい。
地球のいのちを守りたい。
鳩山総理は、平成22年度予算を≪いのちを守る予算≫と名付けました。
鳩山総理は演説の中で、インドのガンジー師の慰霊碑に刻まれている≪七つの社会的大罪≫を例示し、今の日本と世界が抱える諸問題を鋭く言い当てていると言いました。
≪七つの社会的大罪≫とは、
【理念なき政治】
【労働なき富】
【良心なき快楽】
【人格なき教育】
【道徳なき商業】
【人間性なき科学】
【犠牲なき宗教】
です。
実は、この≪七つの社会的大罪≫は、7年前に都議会で初めて予算委員会で質問した際に私も引用していたのです。
衆議院に初当選し、民主党政権が発足し、その最初の予算についての施政方針演説で、私の師匠でもある鳩山総理が、これを引用したということに何か運命を感じます。
鳩山総理はしばしば≪人間のための経済≫という言葉を使いますが、行き過ぎた【道徳なき商業】、【労働なき富】を制御して、【経済のしもべとして人間が存在するのではなく、人間の幸福を実現するための経済】を作り上げることがこの内閣の使命だと述べました。
【商業の道徳】を育み、【労働をともなう富】を取り戻すための挑戦を行なっていくことを表明しました。
この他、≪新しい公共≫によって支えられる日本を作る。人材と知恵で世界に貢献する日本にする。いのちを守る医療と年金の再生。働くいのちを守り、人間を孤立させない。などなど民主党政権としての価値観を提示できたと感じました。
週明けには衆参両院で代表質問が行われ、5日からは衆議院の予算委員会が始まります。
審議を通じて国民の皆さんに民主党の理念や目指すものをしっかりと伝えることが出来れば、国民の皆さんにもきっとご理解いただけると信じています。
来週からの国会審議が楽しみです。
私も積極的に発言の機会を作っていこうと思っています。