メールマガジン - vol.25《一夜明けて…》
昨日、鳩山総理が辞任を表明し、併せて、次の総選挙に出馬しないことを明言しました。
鳩山総理は総理に就任する前から、総理大臣までやった方がいつまでも一議員として留まり、一定の影響力を持つことは良くない、総理を辞めたら国会議員も辞めるべきだと主張していたので、そうなることは予想してはいましたが、ご自身の口から改めてはっきりと言われると非常に寂しい気持ちになりました。
他の議員さんがどのように受け止めたのかはわかりませんが、私はご承知の通り、鳩山総理の秘書を務め、鳩山総理に育てていただいて今の立場につくことが出来たのは紛れもない事実でありますので、僭越ですが、もう少し、一緒に国会で活動がしたかったと感じています。
しかし、鳩山総理のこの発言を聞いて、私は民主党を結党する時の鳩山総理の呼びかけの言葉を思い出しました。96年の秋、鳩山総理、そして、代表選挙に名乗りを上げた菅直人財務大臣らが中心となって、今の民主党の前身となる小さい民主党が結党されました。その時、新しい党への参加を呼び掛ける言葉の中で、鳩山総理は「バッチを外す覚悟のある方、民主党へ集まってください」という趣旨の発言をされました。政治家は国の為に国民の為に、政治家の職をかけてでもやらなくてはならないことがあるのだと考えていたのでしょう。
今回の辞任に関して、政権の投げ出しではないか、選挙目当てかなどの批判もありますが、クリーンが売り物だった民主党がご自身と小沢幹事長のトップ二人の政治資金の問題で、国民から不信感を買うことになり、その結果、自民党も民主党も同じだ、誰がやっても同じだという失望感を産んでしまったことを払拭するために、鳩山総理は小沢幹事長ともどもお辞めになる決断をされたのでしょう。
〈とことんクリーンな民主党を目指す〉という鳩山総理の発言に、その決意の強さを感じました。
普天間の問題でも〈アメリカに依存し続ける安全保障、これから50年、100年続けていいとは思いません〉との言葉に総理のこの問題の本意があったのだと感じます。難しいこととは分かっていながらも、問題提起をし、沖縄の問題を日本全体の問題にしたことは大きな功績だと感じます。
このような一連の行動、発言を見ていると、職をかけて困難なことに臨んだ姿勢は、ぶれると評された鳩山総理ですが、民主党を結党した時から全くぶれていないのだと感じます。
鳩山総理のこの思いを忘れずに民主党の為でなく、自分の為でもなく、国民の為に頑張って参ります。
そして、次の代表、つまり総理には鳩山総理の思いを繋いで頂ける方を選びたいと思います。