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メールマガジン - 201004のエントリ

 

《ショートコメント~代理投票で辞任!自民党・若林正俊元農水相》
 
学生時代に欠席する授業の代返を頼むなんてことは自分がしたことがあるかは別にして珍しいことでは無かったはず。でも、頼まれてもいないのに欠席している友達の代わりに返事をするなんてことはあまりしないはず。ところが、頼まれてもいないのに、しかも、国会の議決、しかも来年度予算案という最も重要な議案の採決で代わりに票を投じてしまった議員がいたというのだから驚きです。
 
あまり他人の悪口になるようなことは書きたくないのですが、あまりにもお粗末だし、考えることもあるので一言言わせていただきます。
 
ご存知の通り大臣を何度も経験し、昨年の衆院選後の臨時国会では自民党側の首班候補までなった若林正俊元農水相が採決時に本会議場を退席していた青木幹雄前参議院会長の投票ボタンを押していたことが発覚し、議員辞職に追い込まれました。
流石に代理投票という前代未聞の不始末に自民党内からも批判の声が高まり、一日を置かずして議員辞職にまで発展しました。
 
参議院では1998年から法案の議決に押しボタンが導入されていました。この方法ですと投票結果が瞬時に分かることから、記名投票での牛歩戦術のような時間の引き延ばしで野党が抵抗する戦術が使えなくなり、会議がスムーズに進むという利点があります。また、誰が賛成したのか反対したのかがはっきりわかり、臓器移植法案のように各党が党議拘束をはずした議案の際に誰がどちらに入れたのかが瞬時にわかるようにもなりました。しかし、誰がどちらに入れたのかがわかるということは、間違って投票したこともわかってしまい、かつて数人の議員が、党議拘束がかかっている議案で間違ってしまい処分されたというケースも起こっています。
衆議院でも議事進行をスムーズに行なうためにも、ボタン投票を導入しようという声が上がっても良さそうなものの、古い慣習にとらわれていて、壇上で投票することに意味があるとボタン投票の導入は見送られています。この一件で、また衆議院での導入は先送りにされてしまうのでしょうか?
 
さて、この問題を別の観点で考えてみたいと思います。そもそも、若林参議院議員が代理投票しなくてはならなかった理由は隣の青木前参議院会長が座っていなかったからです。時間の長い会議ですとトイレなどで離席することはあっても、採決時に席に着いていないなどということがあって良いのかも考えた方が良いと思うのです。国会では一旦席について、自分の名前の書いた席札を立てた時点で出席したことになり、その後、退席してもいないことにはなりません。ですから、採決時に出席している(はずの)議員数と投票総数が食い違うことがあるのです。また、席札だけ立てて、直ぐに本会議場を後にして戻ってこないという大物議員がぞろぞろいるのです。それでも、多くの議員は採決の時には席に着いているのが議員なら当然の感覚なのだと私は思います。そう考えると今回の一件、若林元農水相が最も悪いですが、国会議員としての役割を放棄した青木前参議院会長も大いに問題だと感じます。
 
国会議員となって半年が過ぎましたが、慣れてきて感じるのは、自民党議員は不真面目だということです。
本会議、委員会どちらも自民党議員の出席率は非常に悪い。トイレや電話などで離席することはあると思いますが、ほとんど席に着いていない議員が何人もいることに呆れてしまいます。少なくとも私達民主党議員はトイレをどうしても我慢できないなど緊急の時以外は席を離れないようにみんな気をつけています。
 
私の所属する厚生労働委員会でも自民党議員の出席率は非常に悪く、酷い時は自民党の質問者とあと一人かふたりなんて時もありました。【自分の党の議員が質問する時位応援するために座ってろよ!】と言いたくなります。
昨日も委員会中にトイレに立った時、隣の部屋で行なわれていた財務金融委員会所属の自民党議員が廊下で誰かに【委員会中なんだけどさぁ~俺一人しかいないんだよ。あまりにもみっともないから、誰かよこすようにしてくれよ!】と電話をしていました。このように自民党にも良識的な議員はいるのですが、全体として不真面目だと感じます。不真面目というよりも、むしろ、長年の与党暮らしの中で驕りが出ていて、国会審議なんてどうでもいいやという意識が抜け切れていないのかもしれません。
私達民主党もこのようなことを反面教師にして驕らない様にしようと改めて感じました。
 
衆議院で押しボタンが導入されない理由は、選挙が大変な衆議院は頻繁に本会議をこっそりと抜けて地元に戻っている議員が多くいるから、押しボタンが導入されてしまうと採決時にいないことがばれてしまうから多くの議員が反対しているというのが真相です。情けないなぁと思うと同時に、本会議を抜けて地元の行事に戻ってきましたということがうけてしまう国民の意識の低さにも問題があるとも感じます。政治家も国民も意識改革が必要だと感じます。
 
ところで、若林元農水相が代理投票していたのは今回が初めて何でしょうか?
青木前参議院会長は本当に頼んでないのでしょうか?
本人が頼んでなかったというのだから今回は頼んでないにしても、もしかして、当たり前のように代理投票をしていたなんてことは無いのでしょうか?
まさかそんなことは無いと思いたいですが、自民党では隣が席にいない時は代わりにボタンを押しておくのが当たり前だということはないだろうと思うのですが…本当はどうなんでしょうか。
疑うときりがないのでこの辺でやめておきます。
私の独り言と思って忘れて下さい。
 
ところで、若林元農相はもともと今期限りで引退が決まっていました。つまり、辞職したといっても4ヶ月早く引退しただけ。でも、息子が後継者として夏の参院選に自民党公認で出馬するそうです。これも何か腑に落ちませんが、皆さんいかがでしょうか。
 
 
《ショートコメント~仕分け人に》
 
4月下旬から始まる事業仕分けの第2弾の準備を行なう〈仕分け調査員〉に私も加わりました。
前回は、当選した直後ということもあり、新人議員は仕分け人からははずされましたが、今回は、当選1回の議員が衆院89人、参院6名が府省別に10グループに分かれて、事前の調査に当たることとなりました。
私は10班になりましたが、何故か?私達の班だけ担当府省がないということに。
どうも特命班だということのようです。
テーマを与えなくても自分で見つけてきそうな議員を選んだと説明を受けました。
半年間の活動が少しは評価されているととっていいのですかね?
いずれにしても、重要な仕事が与えられました。国民の期待に応えるためにもしっかりと無駄を見つけて仕分けていこうと考えています。
何か面白い事例を知っていたら教えて下さい。
 
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